『 有るか無いかの知識を振り回して、自己主張を他人に迫ることだけは慎みたいものです。 』
「無私無欲、自然体であれ」というのは、『老子』の思想の一貫した柱だと思われます。
私たちは、ついつい前に出てしまいます。誰かが行動しなければ解決しないなどと、正義の味方とばかり、主義主張を展開する人も少なくありません。
しかし、私たちが聖人のような行動をとることも至難の業といえるでしょう。
せめて、有るか無いかの知識を振り回して、自己主張を他人に迫ることだけは慎みたいものです。自戒を込めてですが。 ( 『老子』第七章より )
( 「ちょっぴり『老子』」第12回 より )