2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧
歴史散策 大和への道 天下を治めるに適した土地を求めて、神武天皇たちは高千穂の宮を出る。いわゆる「神武東征」については、様々な研究がなされ、創作されたものも多い。 本稿は、『古事記』にはどのように示されているのかを知るために、他の文献を無視し…
大和への道 ( 1 ) 神話と事実 いわゆる「神武天皇の東征」については、様々な文献がある。 『古事記』と『日本書紀』は別格としても、明治維新以前の時代にも、研究書や物語風の物など多くの著作があるようだが、明治以降については、さらに思い切った創作が…
大和への道 ( 2 ) 五瀬命の戦死 さて、一行は、速吸門(ハヤスイノト)の国(播磨国か)を越え、浪速の渡(ナミハヤノワタリ・大阪湾の一部)を経て、青雲のたなびく白肩津(シラカタノツ・場所未詳)に停泊した。 この時、登美能那賀須泥毘古(トミノナガス…
大和への道 ( 3 ) 八咫烏 また、高木大神(タカギノオオカミ・天照大御神とともに、天上より天つ神の御子を支援する神である)は夢のお告げにより神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト・神武天皇)にご命令を伝えられ、教えられた。 「天つ神であ…
大和への道 ( 4 ) 橿原宮に向かう 神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイハレビコノミコト・神武天皇)とその軍勢は、さらに進んで行き、忍坂(オシサカ・奈良県桜井市)の大室(オオムロ・室は窓がほとんどない家屋)に至った時、尾の生えた土雲という猛者どもが…
大和への道 ( 5 ) 皇后を求める さて、神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイハレビコノミコト・神武天皇)が日向(ヒムカ)においでになった時に、阿多の小椅君(アタノオバシノキミ)の妹である阿比良比売(アヒラヒメ)を娶って生んだ子は、多芸志美々命(タギ…
大和への道 ( 6 ) 神武天皇崩御 さて、神武天皇が崩御された後に、残された三人の御子の庶兄(ママネ・異母兄)にあたる当芸志美々命(タギシミミノミコト・神武天皇が日向にいたころ生まれた御子)は、神武天皇の皇后である伊須気余理比売(イスケヨリヒメ…