雅工房 『 日々これ好日 』

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2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

運命紀行  非難は覚悟の上

運命紀行 非難は覚悟の上 非難を受けることは覚悟の上であった。 世間ばかりでなく、子供や一族の反対は予想されることであったし、家来たちの多くが良しとしないであろう。そればかりか、当の相手からも激しく拒絶される可能性も小さくなかった。 しかし、…

運命紀行  自ら輝く

運命紀行 自ら輝く 明治十八年(1885)、わが国政府の要請で軍事顧問として来日したドイツのメッケル少佐は、陸軍大学の教官を務め、わが国軍隊の近代化に多大な貢献があったという。 そのメッケル少佐の教官時代に、こんな逸話が残されている。 関ヶ原の戦い…

運命紀行  次郎法師

運命紀行 次郎法師 天正三年(1575)、直虎は運命の時を迎えていた。 珠玉のようにして、慈しみ、鍛え上げてきた虎松は十五歳になっていた。 かねてから徳川方によしみを結び、あらゆる伝手を頼って、虎松を家康に拝謁させようとしてきたのは、今川氏の圧迫を…

運命紀行  それぞれの道

運命紀行 それぞれの道 「誰も、我が下知を聞かず。もはや城中にあっても無意味」 織田有楽斎は、大坂方と関東方の斡旋を計るのが、自らの力では成し難いことを家康のもとに伝えた上で、大坂城を退出した。 天下統一を成し遂げた秀吉であったが、豊臣家は所…