2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
運命紀行 葵を支える 徳川家康が天下人となり、徳川幕府という長期政権を築き上げたのには、幾つもの要因が見事に積み重ねられた結果だと考えられる。 その要因の最大のものは、家康という人物の資質にあるということは否定できない。しかし同時に、個人の資…
運命紀行 歴史の黒子役 徳川家康が大坂城から出陣したのは、慶長十五年(1600)六月十五日のことであった。 まさに、わが国の歴史を大きく動かせることになる戦いへの出陣であった。 栄華を誇った豊臣政権も、慶長三年(1598)八月十八日、秀吉が波乱の生涯を終…
運命紀行 一人娘 戦国時代を中心とした物語など見ると、女性がかなり重要な役割で登場してくることは少なくない。 公的な歴史書や記録文書に女性が登場するのが少ないのに比べれば、在野の伝記や物語は女性に対して優しい。 しかし、登場してくる女性の多く…
運命紀行 小大名なれど 慶長九年(1604)といえば、徳川家康が征夷大将軍に就き江戸幕府が開かれたとされる年の翌年にあたる。 天下分け目と称される関ヶ原の合戦からでも、まだ四年しか経っていない頃のことである。 常陸国麻生に新しい藩が創設された。僅か…