雅工房 『 日々これ好日 』

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2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

たとえ藁であっても

『 たとえ藁であっても 』 ウクライナとロシアの 直接協議が 間もなく始まる 激戦が続いている中であり 両者の思惑も 相当ありそうで 停戦協議といっても 多くを期待する方が 無理かもしれない それでも この協議が 藁ほどの力さえないとしても 祈る思いで …

経済制裁

『 経済制裁 』 ウクライナに侵攻した ロシア軍は 兵力を さらに投入しているそうだ ウクライナを支援する 陣営は 武器供与と 最大級の経済制裁 武器と経済の せめぎ合いが続くが その間に 犠牲者は増え 国土は荒廃する 私たちには 武器と経済を超える智恵は…

「晴れの日」は遠く

『 「晴れの日」は遠く 』 ウクライナ情勢は 絶望的な状況が続いている 祖国を防衛に すでに市街戦も起きているとか 一日の混乱が 何人もの命を奪う ウクライナはもちろん ロシア軍からも 仲裁できる国がないとすれば 遠くから エールを送る以外ないのだろう…

三十六計、逃げるに如かず

『 外交を、イコール戦いとする考え方には反対ですが・・・ 』「遠交近攻」という言葉は、「兵法三十六計」の中にも採られています。「兵法三十六計」は、五世紀頃までの故事などを、十七世紀頃にまとめられた中国の兵法書です。「孫子の兵法書」と混同しが…

絶望的な状況

『 絶望的な状況 』 ウクライナへの ロシアの侵攻は すでに ウクライナにとって 絶望的な状況に追い込まれている 欧米主要国を中心に 経済制裁を発表し わが国も それなりの対応を発表しているが ロシアの進軍を止めるには あまりにも無力だ ロシアが目的を…

最悪の状況に

『 最悪の状況に 』 ウクライナをめぐる状況は 遂にロシアの攻撃が始まったようで 最悪の状態に入った アメリカやヨーロッパ諸国の呼びかけも 結局無力で 国連も 常任理事国が 当事者となれば 期待する方が 無理なのかもしれない 大国が 堂々と軍事展開でき…

名物食堂 閉店

『 名物食堂 閉店 』 今見ている 関西のテレビで 名物食堂が 閉店した様子が伝えられていた JRの高架下の店舗だが 五十年の歴史を有し 将棋会館に近いことから 棋士のファンも多かったとか 工事に関する立ち退きとかで 惜しまれての閉店の様子が 伝えられ…

踏み止まれるか

『 踏み止まれるか 』 ウクライナ情勢が いよいよ厳しくなってきた 米ロの直接会談合意 という情報もあったが 北京五輪の閉幕を 待っていたかのような まるで 教科書通りのような ロシアの強硬手段 あとは いつ戦車が国境を越えるか という状態に見える これ…

北京五輪 終る

『 北京五輪 終る 』 北京五輪が 無事に終了した いくつかの というより かなり大きな課題を 浮上させてしまったが 開催国の困難を思えば 無事に終了と評すべきだろう この大会での感動の数々には 感謝しつつ 浮上した課題については しかるべき機関が 大胆…

間もなく閉会式

『 間もなく閉会式 』 北京五輪 いくつかの問題点を 浮上させながらも まずは 無事に閉会式を迎えようとしている わが国選手団の活躍は メダルの有無はともかく それぞれに 多くの感動を与えて下さった ただ オリンピックそのものについては 改善すべきこと…

うらかえす葛の葉

『 うらかえす葛の葉 』 作者 平貞文 秋風の 吹きうらかえす 葛の葉の うらみてもなほ うらめしきかな( 巻第十五 恋歌五 No.823 ) あきかぜの ふきうらかえす くずのはの うらみてもなほ うらめしきかな* 歌意は、「 秋風に 吹かれて裏を見せる 葛の…

外交努力を信じたい

『 外交努力を信じたい 』 ウクライナ情勢が 厳しさを増している ロシア軍の一部が 撤退したという情報もあったが 米大統領の発言は 今にもロシア軍の攻撃が始まりそうな内容だ 大国同士が交渉していながら もし 軍事衝突があれば 厳しい時代の始まりになる…

女子カーリングチーム 準決勝戦へ

『 女子カーリングチーム 準決勝戦へ 』 女子カーリングチーム スイスに敗れ 予選敗退と思い込み 涙のインタビュー中に きわどく 準決勝戦への進出決定が 告げられた その時の様子は テレビで見ていても 胸が詰まった このオリンピックにおける 名場面の一つ…

今昔物語 巻第三十  ご案内

今昔物語 巻第三十 ご案内 本巻は 全体の位置付けとしては 『本朝付雑事』となります。 全体で十四話と比較的少ないですが かなり長編の物語も入っています。 和歌物語 男女間の交情など 読み物的な作品が中心です。

天下の色事師 ( 1 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 1 )

『 天下の色事師 ( 1 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 1 ) 』今は昔、兵衛佐(ヒョウエノスケ・内裏の警備等を任務とする兵衛府の次官。)平定文(871? - 923 従五位上。歌人として著名。)という人がいた。通称を平中(ヘイジュウ)という。素性も賤しくなく、容姿も美しく、風情…

天下の色事師 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 1 )

『 天下の色事師 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 1 ) 』 ( ( 1 ) より続く )その後、平中(ヘイジュウ・平定文のこと)は衣装を脱いで、横になって待っていたが、障子の懸け金を懸ける音が聞こえてきたのに、「もう来るだろう」と思って待っていても、足音が奥の方…

結ばれぬ愛 ・ 今昔物語 ( 30 - 2 )

『 結ばれぬ愛 ・ 今昔物語 ( 30 - 2 ) 』今は昔、平定文(全話と同人物)という人がいた。通称を平中(ヘイジュウ)という。たいそうな色好みで、その色好みが最も盛んな頃、平中が[ 欠字あり。「市」らしい。]に出かけた。少し昔は、市に行って女に声をかけ…

道ならぬ恋 ・ 今昔物語 ( 30 - 3 )

『 道ならぬ恋 ・ 今昔物語 ( 30 - 3 ) 』今は昔、近江守[ 欠字。人名が入るが不詳。]という人がいた。家は豊かでたくさんの子供がいたが、その中に娘が一人いた。その娘は、年はまだ若く、容貌は美しく、髪は長く、振る舞いもすばらしいので、父母はたい…

悲運の女 ( 1 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 4 )

『 悲運の女 ( 1 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 4 ) 』今は昔、中務の大輔(ナカツカサノタイフ・中務省の次官。正五位。)[ 欠字。氏名が入るが不詳。]という人がいた。男の子が無く、娘が一人だけいた。家は貧しかったが、兵衛の佐(ヒョウエノスケ・兵衛府の次官。五位。)[ 欠…

悲運の女 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 4 )

『 悲運の女 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 4 ) 』 ( ( 1 ) より続く ) さて、その後は、男は女に夢中になった。男にとって京の女は初めてのことなので、離れがたく思って、近江国に連れて下ったが、女も「こうなれば仕方がない」と思って、一緒に下っていった…

葦を刈る男 ・ 今昔物語 ( 30 - 5 )

『 葦を刈る男 ・ 今昔物語 ( 30 - 5 ) 』今は昔、京にたいへん貧しい生者(ナマモノ・生侍と同意語か? 貴族階級ではないが下人でもない、中間階層を指すらしい。)がいた。知人もなく、父母や親族もなく、定まった住処もなかったので、人のもとに身を寄せて仕…

数奇な定めの姫君 ( 1 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 6 )

『 数奇な定めの姫君 ( 1 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 6 ) 』今は昔、[ 欠字 ]の守[ 欠字 ]の[ 欠字 ]という人がいた。(欠字部分は、国名、姓、名が入るが、意識的な欠字になっている。また、この後に、「此の人有けり。」という語句があるが、意味不詳で、…

数奇な定めの姫君 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 6 )

『 数奇な定めの姫君 ( 2 ) ・ 今昔物語 ( 30 - 6 ) 』 ( ( 1 ) から続く )さて、貰われていった赤子の親の家では、子供がいなくなったので驚き、大騒ぎして捜し回ったが、どうしても見つからず、いつしかあきらめてしまった。そこで、前にも増して正妻の…

少将の壮絶な恋 ・ 今昔物語 ( 30 - 7 )

『 少将の壮絶な恋 ・ 今昔物語 ( 30 - 7 ) 』今は昔、右近少将[ 意識的な欠字。氏名が入るが不詳。]という人がいた。姿形が美しく、心も風雅であった。中でも、管弦をたいそう好んでいた。その人が、九月二十日頃の月が大変きれいな夜に、ある人のもとを…

悲しき略奪婚 ・ 今昔物語 ( 30 - 8 )

『 悲しき略奪婚 ・ 今昔物語 ( 30 - 8 ) 』今は昔、[ 欠字。天皇名が入るが意識的な欠字になっている。]天皇の御代に、大納言[ 欠字。姓名が入るが意識的な欠字になっている。]という人がいた。子供がたくさんいたが、その中に、姿形がとりわけ美しい女…

姨母を棄てる ・ 今昔物語 ( 30 - 9 )

『 姨母を棄てる ・ 今昔物語 ( 30 - 9 ) 』今は昔、信濃の国の更科という所に住んでいる者がいた。年老いた姨母(オバ・伯母または叔母)を家に置いて、実の親のように世話をして、長年一緒に暮らしていたが、その妻は、心の中ではこの姨母をひどく嫌ってい…

歌が夫を呼び戻す ・ 今昔物語 ( 30 - 10 )

『 歌が夫を呼び戻す ・ 今昔物語 ( 30 - 10 ) 』今は昔、下野の国[ 欠字 ]の郡に住んでいる人がいた。長年、夫婦仲良く暮らしていたが、どういう事情があったのか、夫はその妻のもとを去って、別の妻をもうけたので、夫はすっかり心変わりして、その本の…

妻のこころばえ ・ 今昔物語 ( 30 - 11 )

『 妻のこころばえ ・ 今昔物語 ( 30 - 11 ) 』今は昔、誰とは名は明かさないが、家柄の卑しくない公達で、受領である年若い人がいた。情愛のある心の持ち主で、名門らしい品格があった。その人が長年共に暮らしていた妻のもとを去って、当世風の女に見移り…

二人の妻と鹿の声 ・ 今昔物語 ( 30 - 12 )

『 二人の妻と鹿の声 ・ 今昔物語 ( 30 - 12 ) 』今は昔、丹波の国[ 欠字 ]の郡に住んでいる者がいた。田舎者ではあるが情緒を理解する心のある男であった。その男は妻を二人持っていて、家を並べて住まわせていた。本の妻はその国の者であったが、その妻…

二夫にまみえず ・ 今昔物語 ( 30 - 13 )

『 二夫にまみえず ・ 今昔物語 ( 30 - 13 ) 』今は昔、[ 欠字 ]の国[ 欠字 ]の郡に住んでいる親が、娘に夫を持たせたが、その夫が亡くなってしまったので、親はまた他の男を夫に迎えようとしたが、娘はそれを聞いて母に、「わたしが夫と長く連れ添って…