雅工房 『 日々これ好日 』

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2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

運命紀行  奥山深く

運命紀行 奥山深く 『 桜花散らば散らなむ散らずとて ふるさと人の来ても見なくに 』これは、古今和歌集にある惟喬(コレタカ)親王の和歌である。歌意は、「桜の花よ、散るのならさっさと散ってしまえばよい。散らないとしても、ふるさとの人が見に来てくれる…

運命紀行  陰の功労者

運命紀行 陰の功労者 万葉集はわが国最古の和歌集である。 概ね、舒明天皇(在位西暦629~641)の頃から、大伴家持の巻末歌(西暦759の作)までの百三十年間の和歌が集められている。この期間は、飛鳥時代から奈良時代の中頃までにあたるが、万葉の時代と呼…

運命紀行  万葉の時代を拓く

運命紀行 万葉の時代を拓く 『 大和には 群山(ムラヤマ)あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙(ケブリ)立つ立つ 海原は かまめ立つ立つ うまし國そ あきづ島 大和の国は 』 これは、万葉集の(第2番)に載せられている歌である…

運命紀行  情熱の歌人

運命紀行 情熱の歌人 歴史上「情熱の歌人」と評される人物は決して少なくない。 しかし、これほど激しい歌を後世に残している女性は、そう多くはないのではないか。 『 君が行く 道のながてを 繰り畳(タタ)ね 焼き亡ぼさむ 天の火もがも 』 この激しい和歌…