当地の桜の開花は例年より少し遅かったようですが、どうやらシーズンも終わりのようです。
もっとも、私が時々立ち寄る公園には八重桜もかなり植えられていて、こちらはこれから見ごろを迎えるところです。
今年は桜前線などという言葉もあまり聞くことがなく、お花見に集まっている人の動きも静かなように思われます。
季節は、人間社会の出来事など全く無関心に受け流して、ゆっくりと、しかし着実に移り動いているはずなのですが、今年ばかりは季節の変化がいつもの年とは違うように思えてなりません。それは、単なる気のせいだけなのでしょうか。
東日本大地震の余震は、未だに衰えを見せず、しかも単独の地震としても大地震といえるほど激しいものが続いています。研究者などによれば、この地域が鎮まるには五年ほどもの時間が必要だそうです。
気が遠くなるような時間ですが、地球の営みというものは、そういうものなのかもしれません。今回の大地震が、千年に一度の大地震だとか、あらゆる想定を超えているとかいう人がいますが、私たちは地球の営み、あるいは宇宙の営みの中に生きているということを考えれば、少々無責任な言葉のようにも思われます。
宇宙とまでいわなくても、地球の営みを考えれば、千年などという単位は人間にとっての瞬き程の時間なのかもしれません。千年に一度のことなんて、明日起こっても何も不思議ではないのです。それを「想定していない」なんて言われましてもねぇ・・・。
今回の惨事をさらに深刻にしてしまった「原発」については、未だ収束の気配さえない状態ですので、事の是非を云々するのは避けたいと思うのですが、こちらは地球の営みの問題ではなく、人間の営みから生じたことですから、人間の知恵で鎮静化を早く計って欲しいものです。
現場にある人々の苦難を考えますと、もっと正しい情報の収集や伝達など、バックアップ体制をもっとしっかりして欲しいと思うのですが、これも無いものねだりの愚痴なのでしょうか。
( 2011.04.15 )